ラインズは、学校現場の学びを支える教育ICTサービスを提供しています。主力サービス「ラインズeライブラリアドバンス」について、長きにわたり企画に携わる稲垣が、学習ログを授業に生かす発想と、今後の可能性を語ります。
「ラインズeライブラリアドバンス」にはどのように関わっていますか。
サービスの企画方針づくりに加えて、学習コンテンツの連携や、学校現場での活用が広がるための提案活動など、開発、営業の複数の観点から関わっています。先生方が日々の授業の中で迷わず使えること、子どもたちが学びに向かいやすくなることを軸に、現場の声を企画や改善につなげています。
「ラインズeライブラリアドバンス」はどんなサービスですか。
学校での日常的な活用を前提に、授業での一斉活用と、子ども一人一人の学びを支える個別活用をつなげていく学習支援サービスです。学習の状況を把握しやすくし、先生の授業づくりと子どもたちの学びを支えることを目指しています。
授業の中での確認や練習、家庭学習での取り組みなど、複数の場面で得られる学習ログを手がかりに、子ども自身が「いま何ができて、次に何に取り組めばよいか」を捉えやすくすることも大切にしています。
サービスで大事にしていることは何ですか。
「学校という場で活きること」です。学校には、先生と子どもたちがいて、先生の働きかけや子ども同士の関わりの中で進みます。だからこそ、操作のための操作にならないこと、授業の流れの中で自然に使えることを重視しています。
もう一つは、授業の中で「確認→把握→次の学びへ」という流れが途切れずにつながることです。学習ログを活用することで、先生はクラス全体の理解状況を捉えやすくなり、必要に応じて子ども一人一人に合った学びを促しやすくなります。子どもにとっても、自分の学びを振り返る材料になり、次の一歩を決めやすくなります。
学習ログにはどんな可能性があると考えていますか。
学習ログは、成績のためだけの記録ではなく、学びの「軌跡」だと考えています。点数や正誤だけでは見えにくい「どこでつまずき、どう進んだか」が見えることで、子ども自身は自分の学びを振り返りやすくなり、先生は授業や支援の手がかりを得やすくなります。
また、学びを点ではなく流れとして捉えることで、学年や単元の区切りだけに縛られない学び方も見えてきます。得意なところは先へ進み、つまずいたところは必要な学びに戻る。そうした学びの行き来を支えるために、学習のつながりをわかりやすく整理し、学びの道筋を示す工夫が重要になります。
今後も、授業と個別の学びがより良く循環する形を追求しながら、先生方の指導と子どもたちの学びの双方にとって、納得感のある活用につながるサービスを目指していきたいです。
Year
2020
ラインズeライブラリアドバンス 2020版