先生のことばをきっかけに成長できた―Side Story Vol.1

#サイドストーリー#ラインズ先生#新人時代#営業
Side Story
サポート部 執行役員 坪内 真理子

「学ぶチカラを、未来のチカラに」をコーポレートメッセージとして掲げ、コンピュータとネットワークを使った教育ICTサービスの開発・提供をするラインズ株式会社。40年以上一貫して子どもたちの教育に関わってきました。ラインズに入社後、コンシューマーサービスや公教育向けの文教事業で営業職やユーザーサポートを担当。現在はICT支援員サービスを提供する「eサポート」に携わる坪内真理子執行役員へのインタビューを通じて、設計や開発だけではないお客さまとのつながりをお届けします。

Q質問

これまでのご経歴を教えてください。

A回答

私は新卒で入社し、大阪支店でコンシューマー向けサービス(一般家庭向けサービス)を提供している部署へ配属されました。その後、公教育向けの事業を行っている文教事業の部署へ異動となりました。大阪、東京での営業やユーザーサポートを行ってきました。産休・育休などを経て、現在は、本社にてICT支援員サービスを行うサポート部の担当役員をしています。

Q質問

入社当時の様子を教えてください。

A回答

入社当時は大阪支店で勤務していました。
先ほどお話ししたとおり、当時はコンシューマー事業を行っている部署に配属され、「ラインズ先生」というサービスの営業をしていました。
ポスティングをしたり、体験会を開いてお子さまと保護者の方にサービスを体験していただいたりしていました。

▲体験会の様子
 

当時は今ほどパソコンが普及しておらず、通信環境が整っているご家庭が少なかったんです。そのため、注文をいただけたら、ご家庭に伺ってセットアップをして初期動作の確認、操作説明などをしていました。

Q質問

文教事業配属後はどんな業務をされていましたか。

A回答

2年目のタイミングで文教事業を行っている部署に異動しました。
当時のラインズはコンシューマー事業の人数が多かったので、支店内で文教事業の部署は部長、課長、私の3人のみという状況でした。
当時も販売店や自治体、学校現場を回って活動していました。パソコンやインターネット環境は今と異なりますが、営業活動の大きな流れや、活動で大切なことは今と変わっていません。

Q質問

当時はどのように営業活動をされていたのでしょうか。

A回答

当時の営業方針は全自治体訪問だったので、毎月全ての担当自治体を訪問していました。
担当自治体の中には、活用してくださっている先生もいれば、導入予定がない、他社サービスを使用中で入れ替えの予定が無い学校や自治体もありました。導入予定がない、入れ替え予定が無い学校にはどう訪問しようか、といつも悩んでいました。当時の営業活動は、いま思い出すとお恥ずかしい限りですがパンフレットに書いてあることを伝えることで精いっぱいでした。

Q質問

営業活動の中で印象的な出来事はなんでしょうか。

A回答

ある学校を訪問した際、他社サービスを愛用されている先生から「おたくのサービスって全然ダメじゃん」と言われてしまったんです。その先生は私に「今使っている〇〇とはどう違うの?」「あなたのところのサービスを使うと私たちはどうなるの?」といった質問を次々投げかけてこられました。ですがそれはパンフレットに書かれていることの説明だけでは太刀打ちできず、私は自分の言葉でサービスが持つ大切な価値を何も答えることができませんでした。
そんな状況で「全然ダメ」と言われたことが悲しいというよりも「自社のサービスをこんなふうに言われるなんて…」「悔しい」という気持ちになりました。当時はきっと表情に出ていたと思います。
先生は営業に来た社員に意見を伝えただけなのに、そんな様子の私を見てビックリしているようでした。そして、こんな言葉をかけてくださいました。「あなたの会社のサービスは良いとは思わないけど、もしあなたが悔しいとか悲しいとか思うんだったらもっと勉強してきなさいよ。」と。この言葉に、そうだなという気持ちがこみ上げてきました。先生は続けて「他社サービスのこともわからずに、先生や学校の困りごとも把握せずに喋ったって駄目でしょ。だったら私と話をしたり、他社サービスも研究すればいいじゃない。」と言っていただいたんです。その日はそのまま帰ったんですが、後日思い返すとこのままじゃいけないという気持ちにもなりました。それ以降は気持ちを奮い立たせ、よく通わせていただき、先生とお話ししたりしました。
残念ながらその学校で導入されるところまではいかなかったんですが、先生は私を信頼して多くのことを学ばせてくださいました。

その先生との出会いを通して、自分が自社のサービスの操作がわかる、説明できるだけで終わってしまっていたことに気づき、相手の欲しているところまで掘り下げて理解し提案できなければいけないのだと理解しました。そうして、一方的に相手に伝えるのではなく相手の状況や困りごと、利用されているサービスの良いところなど、ヒアリングを丁寧に行い、課題解消や価値の提供を意識する、営業に限らずすべての仕事において大切なことを学びました。
当時を思い出すと苦い思い出ではありますが、その後の自分の仕事への向き合い方が変化した印象的な出来事でした。

Q質問

この経験などから大切にしている思いはありますか。

A回答

私自身は使う相手を理解する、理解しようとする姿勢を大切にしています。
例えば伝えてもらったニーズや困りごとだけに応えるのではなく、伝えてもらったことの背景を考え、その答えや実現したいことは何なのか、お客様にしっかりと確認し向き合っています。きっとここを解決することで私たちへの信頼が高まり、提供するサービスをより効果的に活用いただくことにもつながってくると考えているからです。
この思いは直接お客様と接する営業職以外の職種でも同様です。
サービスをご利用くださる方々に対し、真摯に向き合い、それぞれの役割で何ができるかを考え続けていきたいと思います。

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Year

2013

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