子どもたちや先生の反応が、諦めない気持ちの源泉になる
東京支店
大学時代を一言で表すと「部活」です。小4の頃からソフトテニスをやっており、中高大とソフトテニス部を続けていました。大学生の時は週4で部活に打ち込み、残りはバイト、という日々を送っていました。高校まではコーチに指導されますが、大学では自分たちで練習メニューを考えていました。練習内容が試合の結果にもつながり、結果を受けてどんな練習を行うか、ということを考えて取り組むこと自体が楽しかったです。
大学のキャリアデザインの授業で聞いた「人生の主軸を決める」という話が印象に残っており、自身が地方の学校にいた経験から、教育業界を目指していました。
地方の学校には、例えば医者を目指すような子や経済的事情で大学に通えない子、発達に課題を抱える子など様々な子がいました。漠然と、そんな子どもたちが大人になっていくためのサポートができたらいいなと考えており、教育業界に絞って出版社や教材メーカーを受けていました。
ラインズに入社した決め手は2つ。ICTの新しさにわくわくを感じたこと、一人でも多くの子に数学を少しでも好きなってもらいたいと思ったことです。大学では理学部に所属して位相幾何学を学んでいました。私は数学がとても好きでしたが、子どもたちの中には数学が苦手な子も多くいます。ICTを使ってイメージしやすくしたり、数学を学ぶハードルを下げたりすることで、数学好きな子が増えてくれると嬉しいと思いました。
小さなことが、諦めずに頑張るモチベーションに
入社後は、1年目の7月から1県を担当エリアとして営業活動していました。担当エリアをもつのはおおよそ1年目の秋頃ですが、当時の担当エリア編成の都合で7月から担当エリアをもつようになり、営業活動をしながら仕事を覚えるという1年を過ごしました。
担当エリアで研修会※1や学校ローラー※2をするために、先輩社員のお手本を見て、練習、確認してもらい、実践、という流れで徐々に仕事を覚えていきました。また、前担当者がやりたかったけどできなかったことを聞き、自分がやってみよう、と思うことに挑戦しました。
1年目は1県だけでいっぱいいっぱいでしたが、2年目は少し余裕が出て、先輩の業務を手伝うほどになり、上長にもっと多くのエリアを担当したい、ということを伝えていました。その甲斐あってか、2年目の10月からもう2県、合計3県を担当エリアとして任されることになりました。
今までで一番挑戦したことは、導入は極めて困難だと言われていた自治体で、全小中学校に
ラインズeライブラリアドバンス
を一括導入できたことです。2年目の4月に導入した1校から徐々に広がっていき、3年目の4月には、全校での契約となりました。
何が成功要因か振り返ると、諦めずに泥臭く地道に頑張ったことかなと思います。各学校や販売店から情報を集めたり、学校ローラーも計3回行って多くのデモンストレーションのアポイントメントを取ったり、活用してもらうために、全校に対して個別に研修会を行ったり、自分ができることをコツコツやっていきました。また、導入した学校が「ラインズeライブラリアドバンス、使いやすいよ」と良い評判を広げてくれたことも大きかったと思います。営業なので、受注金額ももちろん重要ですが、それよりも導入マップ※3に色が塗れた、ラインズeライブラリアドバンスを使う学校が増えた、導入後の研修会でラインズeライブラリアドバンスの使い方を説明した時に、先生方が「すごい!」と子どもの様に喜んでくれる、といった一つひとつがモチベーションになって頑張れたと思います。
就活の時に考えていたように、全校生徒がとても少ないような学校でもラインズeライブラリアドバンスが使われていて、多様な子どもたちの学びを良くすることの一助になっていると感じます。
※1 研修会:ラインズeライブラリアドバンスの導入後、先生方に対して使い方を説明する研修を行うこと。
※2 学校ローラー:自治体の全小中学校に訪問し、提案活動すること。
※3 導入マップ:文教営業では、担当県の白地図を用意し、導入できた自治体に色を塗り、全自治体に色を塗れることを目指しています。
多くの子どもたちにもっと還元したい
今の目標は担当エリアの導入校数をさらに増やすことです。また、ICT支援員サービスの
ラインズeサポート
の導入を経験したいと考えています。
その先は漠然とですが、データの利活用が面白そうだと思っているので、学習履歴の分析など、使っていただいているデータを生かして、さらに子どもたちに還元できるようなことがしたいと思っています。
こちらから