開発した教材が子どもたちの未来の役に立つ

髙橋 壱成
文教グループ
システム開発チーム
”ICT教育”に教育の未来を感じて入社
 

大学では理工学部に所属していましたが、IT系に絞って就活するつもりはありませんでした。もともと子どもが好きだったので、ぼんやりと「子どもたちの役に立つ仕事がしたい」と思っていました。
ラインズを志望したきっかけは、大学の合同企業説明会でラインズを知り、「子どもたちのためになりそう」「自分が大学で学んできたことを生かせそう」と感じたことです。
最終的にラインズに入社を決めた理由は2つあります。 ラインズeライブラリアドバンス 自体の魅力を感じたこと、”ICT教育”という分野に教育の未来を感じたことです。ラインズeライブラリアドバンスには、ふりかえりなど、進行度合いを把握できる機能や、先生とやり取りできる機能があり、単に教材を使って学習するだけではないことが面白いと思いました。また、私が小中学生の頃はGIGAスクール構想の前なので、もちろん一人一台端末はなく、ICTを活用した学習に馴染みがありませんでした。しかし、ラインズeライブラリアドバンスを見ると、学校現場で使われるイメージをもつことができました。今後はこの学習が当たり前になり、発展していきそうだと感じ、そこに私も携わりたいと思いました。



2年目で初めて開発の全ての工程に携わることに
 

配属後の研修は、部署での上司や先輩からしていただいたのに加えて、ラインズeライブラリアドバンスの共同開発を行った子会社の開発部門の社員からも行っていただきました。
実務のスタートは、ラインズeライブラリアドバンスの定期的なメンテナンスや教材更新作業からでした。現在は、インターネット上で扱われる新技術への対応や、不具合の修正といった、サービスの保守作業を主に担当しています。

入社して2~3年目の時、ラインズeライブラリアドバンス2020年バージョンリリースにあわせて、「いろいろカード帳」のリニューアルに関わったのが、初めて企画段階から携わった経験です。このリニューアルは、より学校現場で使いやすい「いろいろカード帳」を提供したい、という思いから始まり、様々なアイデアをまとめた結果、「短時間でテンポよく、繰り返し学習できること」を目指しました。開発の部署でワーキンググループが構成され、システム開発チームからは私が選ばれました。
私が主に担当したのは、ラインズeライブラリアドバンスの教材検索機能で検索したときにカード帳がヒットするようにすることです。
この機能を実装する流れは次の通りです。まずは、ワーキンググループ内で打合せを行い、実現したいことをはっきり定めます。その上で、教材開発チームやシステム開発チームと打合せをして、教材に関する情報やプログラム上で実現できる実装方法を検討します。最終的に、実際に作成が可能なこと、始めに定めた実現したいことを満たせることを確認し、作業に落とし込みます。

私は、ワーキンググループかつシステム開発チームのメンバーとして、どのような検索にカード帳をヒットさせたいかを定めたり、教材開発チームへ追加が必要なデータの説明や作成依頼をしたり、実際にプログラムやデータベースを作成したりしていました。

初めてプログラム対応の最初から最後まで携わる中で、新機能のプログラム作成を通して、技術的にも成長できましたが、それと同時に、ワーキンググループとシステム開発チームの橋渡し役として、それぞれのチームに必要な情報を探って調整していく仕事を通して、協力して仕事を進める力についても成長できたように思います。

※ いろいろカード帳:ラインズeライブラリアドバンスの機能の一つ。九九や都道府県など、基礎的な学習事項からクイズ形式で楽しく学べる内容のフラッシュカード教材。

 



  開発した教材が全国の子どもたちの役に立つ
 

仕事をする中で感じるやりがいは、入社前から思っていた、「全国の子どもたちの役に立っている」と実感できることです。 システム開発チームでは直接ユーザーの方にお会いする機会はあまりありませんが、学習ログを見て実際に利用されていることがわかると、とても嬉しくなります。特に、開発に携わった「いろいろカード帳」が使われていると喜びも大きいです。例えば期末テストが近づくにつれて利用が増えたり、学校でその単元を習うタイミングで活用が増えたりすると、学校現場が想像できて面白いなと思います。
また、裁量権が大きいことも仕事の面白みの一つです。だんだんと、1か月ぐらいの長期スパンで取り組む仕事を、自分でスケジュールを立てて取り組み方を考えていくことが増えています。難しいけれど、それが面白いです。

専門職としてまだまだ覚えたいことが多いため、今後も部署内でやれることを増やしていきたいです。例えばシステムの不具合を解決するという仕事一つとっても、解決方法はたくさんあります。その中で1番スマートで他の問題を引き起こさないような美しい解決ができるかどうかは、先輩方と比べるとまだまだな部分です。
いずれ、ラインズeライブラリアドバンスの次のバージョンの開発が行われる際には、企画段階からより深く携わりたいと思っています。

 

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