機能性・操作性・信頼性が導入の決め手
~松江市でのラインズeライブラリアドバンス導入事例~

島根県松江市
対象 島根県松江市
学校情報 松江市立中学校(分校を除く)全14校、義務教育学校(後期課程)2校、生徒合計4,800人
利用コンテンツ ラインズeライブラリアドバンス
契約開始 2025年度~

インタビュー

島根県松江市 松江市立第三中学校 吉野 敦博 校長先生のコメント
 松江市では、教育大綱「DREAMS from MATSUE ~ふるさと松江から、夢を実現し未来を切り拓く~」を基本理念とし、変化の激しい予測困難な社会において 、一人一人が夢の実現に向けて自ら考え行動する力を育むとともに、互いの多様性を尊重し、個性を生かしながら共に支え合って未来を切り拓いていくこどもの育成を目指しています。

 その基本方針の1つである「生きる力を持ったこどもたちの育成」に向けた取り組みとして、「ICTを活用した教育の推進」を重点項目に掲げています。市内の小・中・義務教育学校ではタブレットなどの端末整備に続き、令和4年度よりドリルソフトの導入を開始しました。

ラインズeライブラリアドバンス導入の経緯

 令和4年度に導入されたドリルソフトは、ICT教育推進の一環として、タブレット端末や電子黒板の整備に続く施策でした。導入から3年が経過し「中学生がより学習しやすく、個に応じた学びを充実させたい」という現場の声を受け 、令和7 年度の新たな導入に向けて再選定を実施しました。この3年間で各社のドリルソフトは進化を遂げ、AIを利用した一人一人の学習状況に応じた最適な問題の出題や個人・集団の学習状況の分析など、機能面で大きな向上が見られました。
 その中で複数の製品と比較検討した結果、ドリルとしての基本性能が十分であったことに加え、機能性・操作性・サポート体制の総合力を高く評価し、最終的に「ラインズeライブラリアドバンス」の導入を決定しました。

導入の決め手

ラインズeライブラリアドバンスの導入を決定した主な理由は以下の通りです。
 ・ドリルソフトとしての基本性能が十分であること
 ・こどもが直感的に操作できる画面構成(UI)
 ・過去10年分の全国高校入試問題が利用可能である点
 ・担当者や企業に対する信頼性

 近年の高校入試は出題傾向が多様化しており、対応が難しい問題も増加しています。その中で、ラインズeライブラリアドバンスでは、都道府県ごとに収録された、過去10年分の全国高校入試問題を活用できるため、生徒にとっても教員にとっても大きな利点となっています。
 さらに、教員用のアカウントでは、その過去問題を自分たちが目の前にしているこどもたちの実態に合わせて編集・変更できる機能があり、実際に利用している教員からも高い評価を得ています。

 加えて、選定時にはラインズ社の担当者が非常に丁寧かつ的確に対応してくださり、商品への深い理解と誠実な姿勢により、今後も信頼して伴走できる企業であると感じた点も大きなポイントとなりました。

今後の展望

 現在、本校では家庭学習や授業のまとめの補充学習として活用していますが、今後は授業内でのさらなる活用を目指しています。それには学校内や自治体内の研究体制と連携し、先進的な事例なども参考にしながら、より効果的な活用方法を模索していきたいと考えています。