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保護者サービス

変化する家庭での学び方と保護者サービス

GIGAスクール構想によって、家庭での学び方はどう変わったのかーー
児童生徒一人ひとりが端末を持ち帰る環境が整い、家庭における学びのスタイルが大きく変化しました。クラウドサービスの活用によって、場所や時間にとらわれずに自分のペースで学習を進められるようになりましたが、一方で、次のような課題も浮かび上がってきました。

  1. 家庭での学習状況が「見えない」
    家庭で端末を使って学習していても、保護者にその様子や成果が伝わらないケースが多く、
    子どもがどれだけ取り組んでいるのか分かりづらいという声もあります。
  2. 保護者の関与が難しくなる
    紙のドリルやノートでの学習と異なり、学習記録が可視化されていないと、声をかける
    タイミングや適切な支援が難しいという課題もあります。

そこで、可視化がもたらす解決とメリットに注目し、保護者サービスを実装しました。
保護者サービスは子どもの学習履歴を可視化する仕組みが整っており、上記課題に対し、
大きな改善が期待されます。

保護者サービスでできること

1.子どもの頑張りを見える化

保護者の「見えない学び」への不安を解消
子どもの学習内容や得点をカレンダー形式で確認することができます。「△△って難しそうだけど、どうだった?」のような    共感・関心を示す声掛けや、「それ、よく理解しているね。すごい!」のような 自信を引き出す声掛け、さらには「今日の勉強で、どこが一番わかったと思えた?」のような 振り返りを促す声掛けのように、「勉強した内容が具体的にわかる」ことで、保護者は“がんばり”や“理解”に寄り添った声掛けができ、子どもとの会話も深まります。
学習時間に合わせた声かけや応援ができる
子どもが学習に励んでいる時間帯を確認することができます。集中して取り組めている時間帯がわかれば、その前後に「そろそろ勉強を始める時間だね」のような声かけがしやすくなります。学習の取り組み方や時間帯の傾向を、学校と共有することで、生活面・学習面で一貫したサポートが可能になります。

2.先生から保護者へメッセージやPDFファイルの送付が可能

保護者のメリット
  1. 紛失しない・いつでも確認できる
    PDFファイルはスマートフォンに保存すれば、外出先でもすぐに確認できます。
  2. スマートフォンアプリの共有機能で、家族に簡単にPDFファイルを共有できる
    スマートフォンを使えば他の家族へのPDFファイルの共有が、速やかに完了します。
先生のメリット
  1. 印刷・配布の業務負担を軽減し、コスト削減
  2. 周知漏れの防止策に
    「子どもが渡し忘れた」「カバンに入れっぱなしだった」といった紙での伝達トラブルが
    大幅に減少します。また、保護者が内容を確認したかどうかを把握できる仕組みにより、
    確実な周知が可能になります。
  3. 修正・再送がスムーズに
    万が一、内容の変更や追加情報が発生しても、すぐに差し替えて再送信可能です。
    情報の正確性とスピードが向上します。

オフライン
家庭学習

タブレット持ち帰り学習の現状と課題──いまだに残る運用上の壁

GIGAスクール構想のもと、児童生徒が1人1台の端末を持ち帰り、家庭でも学習に取り組むスタイルが浸透しつつあります。しかし、家庭や外出先でのネット環境に依存する点は、いまだに大きな課題となっています。たとえば、長期休暇中に実家へ帰省した際や外出先では、Wi-Fiに接続できずタブレットを活用できないケースが散見されます。
ネット環境の有無によって学習機会に差が生まれることもあり、「持ち帰っているのに使えない」状態が続いているのが実情です。
こうした課題の解決策として注目されているのが、コンテンツをあらかじめ端末にダウンロードしておける「ダウンロードアプリ」の活用です。ネットに接続できない環境でも学習が進められることから、長期休暇中の活用や、インターネット環境が不安定な家庭への対応策として有効です。
しかし一方で、ダウンロードアプリにも課題があります。アプリの容量が大きいと、端末のストレージや動作に負荷をかけることも多く、結果として十分に活用が進んでいない現場も存在します。
持ち帰り学習の実効性を高めるには、ネット環境下での活用は大前提として考えつつ、子どもたちが「どこでも」学べる仕組みを整える必要があります。

ラインズeライブラリのダウンロード学習アプリ

そうした課題と向き合い、端末への負荷が小さいことは大前提とし、日常的に活用する点で
機能を充実させたのがラインズeライブラリの「ダウンロード学習アプリ」です。
事前に教材をダウンロードすることで、ご家庭でもオフラインで取り組むことができます。
成績はインターネットに接続したときにアップロードすることで提出でき、履歴が同期されます。

3つの特長

特長1 使いたい教材だけをダウンロード。自習・宿題の両方に対応

使いたい教材だけを選んでダウンロードできる点が評価されています。子どもが「今日は○○を勉強したから復習したい」と、自分の学習状況に合わせて教材を選ぶことができます。こうした自己決定を通じた学習は、子どもの内発的な動機づけにつながり、自主学習への意欲を高める効果が期待できます。また、先生が配信した課題も事前にダウンロードできるため、家庭学習での自習と宿題の両方に対応します。インターネット環境に左右されない、柔軟な持ち帰り学習の運用を実現します。

特長2 アプリの容量が小さいため、教材の更新やバージョンアップにも素早く対応

アプリの初期容量は、端末の容量が気にならないほど小さく、大量の端末を管理・運用する教育委員会にとって大きなメリットがあります。たとえば、教材の更新やセキュリティ強化に伴うアプリのバージョンアップ時も、一括設定や端末更新にかかる時間と負荷を最小限に抑えることが可能です。容量が大きいアプリでは、アップデートに時間を要し、学習現場への展開にも遅れが生じがちですが、本アプリはスピーディかつ柔軟な対応が可能です。

特長3 学習履歴を同期し、成績を反映することができる

ダウンロード学習アプリで取り組んだドリルの学習履歴は、ネット環境下で成績を送信することでクラウドと同期されます。
これにより、AI型ドリルは履歴に基づいて最適な教材をナビゲートでき、また、先生から配信された課題にもオフラインで取り組んだ後、オンラインで提出することが可能となります。

オンライン
家庭学習

課題配信機能にて先生が任意の教材をセットして提出期限を設定することで、週末課題や長期休暇中の課題を配信することができます。配信した課題の進捗や成績は画面上で一括管理し、家庭学習の状況把握に繋がります。

連絡メール2

保護者のスマートフォンや携帯電話にメールを一斉配信するサービスです。
「ラインズeライブラリ」をご契約いただいていれば、
本サービスを無料でご利用いただけます。

3つの特長

特長1 「ラインズeライブラリ」のご契約により本サービスを無料で利用可能

「ラインズeライブラリ」のご契約で、広告が一切入らないメール配信サービスが利用できます
※通信料・インターネット接続料のみご負担となります

特長2 個人情報の保護

保護者が自分でメールアドレスを登録するため、学校側でメールアドレスを管理する必要がなく、個人情報保護の観点でも安心してご利用いただけます。

特長3 運用の手軽さ

先生はWEBからサービスにログインすることで、端末を選ばずに配信できます。
職員室のパソコンからはもちろん、出張先や教室にて携帯電話やタブレット端末から配信することもできます。

活用シーン(運用例)

行事予定や部活動の連絡など、さまざまな場面でお役立ていただけます。