確認テストを単元のテストとして活用
~ ラインズeライブラリで指導と評価の一体化を目指して ~
熊本県山鹿市立大道小学校

大道小学校では、学び合いや「分かった」「できた」を実感できる指導のために、ICTを日常使いしています。今回は、単元ごとにラインズeライブラリのドリルと確認テストを活用し、評価に生かす実践をご紹介します。
| 学年 | 小学校、小6、 |
|---|---|
| 教科・単元 | 理科、 |
| 利用画面 | 授業、授業・導入、授業・まとめ、 |
| 内容 | デジタルドリル、解説教材、確認テスト、 |
大型モニタに提示して、短時間で前時の復習をする
理科
6年:
月と太陽
めあて:単元の学習内容を確認しよう

▲ラインズeライブラリの問題の考え方を全員で考える
授業の冒頭で、前時の学習内容をふりかえるため、ラインズeライブラリのドリルをモニタに提示します。全員で問題文を読んだあと、先生が太陽に見立てたライトをかざし、子どもたちは体の向きを変えながら月と太陽の位置関係と月の形の変わり方をおさらいしました。
単元のまとめに確認テストを実施する

▲1問1問立ち止まって考えて問題を解く
授業の最後に確認テストを実施します。授業で学習した「月の見え方」を思い返しながら、問題を解いていきます。確認テストの問題は教科書に沿っているため、授業で学習した内容が定着しているかその場で確認することができます。
頭の中でイメージしづらい子どもは、方角や月と太陽の角度を学習メモに書きながら、どのような見え方になるのか考え方を整理していました。
頭の中でイメージしづらい子どもは、方角や月と太陽の角度を学習メモに書きながら、どのような見え方になるのか考え方を整理していました。
インタビュー
確認テストのCBT化に向けて

理科専科
山下 和久 先生
山下 和久 先生
これまで紙と鉛筆で学習していたことをタブレットでも実現し、さらにタブレットならではの活用もできるのではないかと考え、令和2年度の端末配備から理科の授業をICT化、CBT化することを目指しています。ラインズeライブラリは教科書の内容に沿っているため、ドリルと確認テストで点数をとれるようになると、授業で学習したことがしっかり身に付いていることがわかります。子どもの頑張りや粘り強く学んでいる様子をさまざまな観点で評価できるように、 判断材料の一つとしてラインズeライブラリの学習履歴を評価に生かしています。
確認テストを評価に生かす
問題を知識と思考に分けて、正答率をみとる

▲成績管理と確認テストの画面
先生が確認テストの問題を独自に分析し、単元ごとに「知識を問う問題」と「思考・判断を問う問題」に振り分けています。その個人の結果から授業で学習した内容の定着具合をみとり、評価に生かします。
今回の単元では「月と太陽の位置関係によって見え方がどのように変わるかを問う問題」で、子どもの考える力を見ていました。
今回の単元では「月と太陽の位置関係によって見え方がどのように変わるかを問う問題」で、子どもの考える力を見ていました。
授業のながれ

ドリルでおさらい
大型モニタにラインズeライブラリのドリルとデジタル教科書の図を提示する。

解説教材で説明
地球(自分)から見た太陽(ライト)と月(球)の位置関係をおさえる。

デジタルノートに記入
先生から共有されたデジタルノートに、月の名前と見え方を書き込む。

早押しクイズ
学習した内容をアプリで出題し、クラスの早押しランキングを競う。

ドリル・確認テスト
ドリルで復習したあと、確認テストで単元の理解度を測る。

評価のポイント
- 確認テストの解答状況を独自に作成した観点別集計表に入力し、「知識・技能」と「思考・判断・表現」の評価を自動的に集計している。
- 「主体的に学習に取り組む態度」は、ノートの記録やまとめた内容から判断する。
- ラインズeライブラリのドリルへの取り組み方を、意欲面に加味する。
確認テスト利用時の工夫
- 合格目標点を子どもと共有し、テスト前に単元のドリルを繰り返し取り組むよう指導する。
- 確認テストで正答率が低かった問題は、全体で指導する。
- テストを複数回出題することで、子どもがチャレンジできる機会を増やす。
インタビュー
ひまわりのように咲く子どもを育てる

校長
山西 ふじ子 先生
山西 ふじ子 先生
本校では、自分の夢や目標に向かい、仲間と切磋琢磨 (せっさたくま)する子どもを、ひまわり畑に咲く1輪のひまわりに重ねて、「ひまわりのように咲く子どもを育てる」という教育目標を掲げています。子どもが「分かった!できた!」という感動から自身の大きな成長につなげられるよう、子どもの頑張りを褒めたり認めたりする機会を提供しています。
ラインズeライブラリのドリルはすぐに○✕判定されるので、自分の「わかった!できた!」を可視化できるようになりました。今後は、「知識・技能」の定着を図るドリルの活用から、子どもが主体的にどうして間違えたのかを考えたり、どうして正しいと言えるのか説明できるように解答解説や解説教材も有効活用して、「思考・判断・表現」の育成につなげていきたいです。
ラインズeライブラリのドリルはすぐに○✕判定されるので、自分の「わかった!できた!」を可視化できるようになりました。今後は、「知識・技能」の定着を図るドリルの活用から、子どもが主体的にどうして間違えたのかを考えたり、どうして正しいと言えるのか説明できるように解答解説や解説教材も有効活用して、「思考・判断・表現」の育成につなげていきたいです。
本記事の情報は取材時(2024年度)のものです。