理解度確認と復習・定着にラインズeライブラリ
~ 「授業支援機能」と「ドリル」を授業づくりに ~

滋賀県草津市立草津第二小学校
滋賀県草津市立草津第二小学校
 草津第二小学校では、『主体的に学ぶ子ども・未来を拓く子ども・自分とまわりの人を大切にする子どもの育成』を教育目標に掲げ、「自ら考え・共に深める」学習を目指しています。今回は、授業づくりと学習内容の定着に、ラインズeライブラリを活用している実践をご紹介します。
学年 小学校、小5、小6、
教科・単元 算数・数学、
利用画面 授業、授業・導入、授業・まとめ、
内容 授業支援確認テスト自動個別課題教材指定学習・一斉学習成績管理

問題を一問出題して、理解度をチェック

 

算数

5年:

分数のたし算とひき算

 今回の大江先生の授業は、単元計画の2時間目です。前時の学習内容をノートで復習したあとに、「授業支援機能」で確かめの問題が一問出題されました。「授業支援機能は、前時で学習した内容の到達度を確認するときにとても便利です」と大江先生。即答できる児童や学習メモ機能で考えを整理してから解答する児童もいます。大江先生は、理解度チェックモニターから児童の解答の傾向と解き方を確かめ、補足する内容を見定めて、クラス全体の理解度に合わせて授業を進行していました。

▲前時で学習した「等しい分数」の問題を解く
▲理解度チェックモニター
 ※ サンプル画面

挑戦レベルの問題で理解を深める

 
 授業の最後は、教科書の例題が先に終わった児童から、ラインズeライブラリの挑戦レベルのドリルで、本時の内容を復習します。教科書とは異なる出題形式に、解説を見ながら取り組んだり、友だち同士で解き方を考えたりしながら解答を導き出すことで、本時で学習したことの理解を深めていました。
前時の振り返り
大型モニタにノートを提示して、前時の学習内容を振り返る。
ラインズeライブラリ
「授業支援機能」で理解度を確かめる。(同じ小単元で3回実施)
学習課題を提示
本時の学習課題を全員で確認する。
個人ワーク・全体共有
教科書の例題を個人で取り組み、考え方を全体に共有してまとめる。
ラインズeライブラリ
先生が出題したドリルで復習し、振り返りをノートにまとめる。

インタビュー

「授業支援機能」を活用するメリット
教諭
大江 彬 先生
 学年が上がると、授業でつまずいたときに、わからないという意思表示ができなくなる傾向があります。「授業支援機能」は、問題が解けないときに「わからない」が選択でき、周りを気にせず意思表示できるので、児童のモチベーションを維持しながらスムーズに個別指導に入れるところが良いです。また、板書する時間を短縮できるため、解説のための時間も確保しやすくなりました。

前時の学習内容を、ドリルで振り返る

▲前時の学習内容をドリルで振り返るく
 

算数

6年:

分数のわり算

 川満先生の授業では、授業の最初に前時の範囲のドリルが出題され、復習から始まりました。児童は前時の学習内容を思い出しながら、真剣に取り組んでいます。「ラインズeライブラリは小単元ごとに教材が区切られているので、スピーディに課題出題・演習ができます」と川満先生。この日は一つ目の学習課題後、対象範囲のドリルで復習しました。

課題の取り組み状況は、モニタリングしながら効率よく確認

▲取り組み状況をモニタリングして授業を進行する
 「課題の進行度や正答率が一覧で見られ、学習結果も蓄積していくので、効率よく授業を進められます」と川満先生。モニタリング画面で取組状況を素早く確認し、二つ目の学習課題に入ります。定着の時間をラインズeライブラリで短縮することで、考えを共有する時間を長く確保していました。

授業の流れ

インタビュー

ラインズeライブラリを授業で活用するようになって
教諭
川満 和磨 先生
 単元のまとめの時間に「確認テスト」と「自動個別課題」を使うようになってから、一斉授業で課題となっていた、個別指導がしやすくなりました。学習結果に応じて、得意な問題が出題される児童は、得意な内容を解き進めることができ、苦手な問題が出題される児童は、基礎の土台固めや個別指導に注力でき重宝しています。単元間のつながりが深い算数と社会で活用しやすいと感じています。

インタビュー

授業改善に向け、教員が一丸となって取り組む
教頭
宮嶋 貴憲 先生
 本校では、学校教育目標を基に、子どもたち一人一人に合わせた、こまやかな指導を教員が一丸となって進めています。また、総合的な学習の時間を中心に、地域と学校に共通する課題解決のため、教科で学んだ知識などを活用して、地域と協働して学習する「スクールESDくさつプロジェクト」に率先して取り組んでいます。
 ラインズeライブラリは、AI型で個別最適な学習が可能であるだけではなく、学びの入り口が多岐にわたっていることで、受動的にならず、主体的で継続的な学びに向かうことができると感じています。今後は、さまざまな教科で展開していったのちに、学習ログを活用して個別最適な指導ができることを目指したいです。
本記事の情報は取材時(2024年度)のものです。