誰一人取り残さない学びの実現に向けて
~ 全校で取り組む放課後学習と授業での活用 ~
静岡県御殿場市立御殿場中学校
御殿場中学校では、Well Beingを合言葉として、生徒が安心して過ごせる学校づくりに努めています。今回は授業と全校で取り組む放課後学習での実践をご紹介します。
| 学年 | 中学校、中1、中2、 |
|---|---|
| 教科・単元 | 算数・数学、社会、 |
| 利用画面 | 授業、授業・展開、授業・まとめ、家庭学習・宿題、帯時間、 |
| 内容 | デジタルドリル、解説教材、教材指定学習・一斉学習、成績管理、 |
自立した学習者になるために、学び方も個別最適化へ
地理
2年:
関東地方
渡邉先生は「生徒が前のめりになる授業」をテーマに、自由進度学習の授業を行っています。生徒自身が単元を通して追究したい問いを立て、おのおのの方法で課題を解決していきます。個人で資料集やラインズeライブラリの解説教材を使って調べたり、グループで話し合ったりと、生徒自身で学習計画をたて、見通しをもって課題に取り組んでいました。
授業のながれ

めあて共有・課題の設定
単元のめあてと学習課題の取り組み方を伝える。

課題の取り組み・情報収集
それぞれの方法で学習課題の解決を目指す。

確認・定着
ラインズeライブラリに取り組み理解度を確認する。

ふりかえり・評価
評価基準を提示し、自己評価とふりかえりを記入。
授業内の形成的評価としてラインズeライブラリの課題を実施

生徒は学習課題がひとつ終わるごとに、学習内容の確認と定着のため、先生から出題された同単元のドリルに取り組みます。生徒は学んだ知識が間違っていないかを確認し、問題を繰り返し解くことによって、知識として定着していきます。先生も生徒たちの解答をリアルタイムで確認しながら、授業内での形成的評価や生徒の学習改善につながる評価として利用し、理解度が低い生徒には個別フォローをしたり、授業内で補足説明を行ったりしています。
インタビュー
学習履歴から「指導と評価の一体化」を
情報担当
渡邉 亮祐 先生
渡邉 亮祐 先生
自由進度学習で学力を保障しながら生徒自身で苦手を認識し、克服するためにラインズeライブラリを活用しています。ドリルの個人別正答率を形成的評価に用いることで、即時のフィードバックができ、教員の指導改善にもつながるため「指導と評価の一体化」につながります。
ラインズeライブラリは自分のペースで学習を進められ、間違いに応じて振り返り、繰り返し解くことができます。生徒自身も自分の定着度が可視化されることで、内容に戻って確認しなおしたり、自分の学び方の妥当性を再検討したりするきっかけになるという点で、「個別最適」だと思います。授業で学んだ内容を繰り返し使うことで知識として定着し、問題を解くことで学びの定着度が明確になります。
ラインズeライブラリは自分のペースで学習を進められ、間違いに応じて振り返り、繰り返し解くことができます。生徒自身も自分の定着度が可視化されることで、内容に戻って確認しなおしたり、自分の学び方の妥当性を再検討したりするきっかけになるという点で、「個別最適」だと思います。授業で学んだ内容を繰り返し使うことで知識として定着し、問題を解くことで学びの定着度が明確になります。
多くの演習問題を解くことで自信をつける
数学
1年:
立体の表面積
▲計算式を残しながらドリル問題を解きます
数学の授業では、おうぎ形の面積の求め方を確認し、全体で教科書の問題を解いた後に、先生から出題されたラインズeライブラリの課題に取り組みました。「自信をもてるまで多くの問題に触れてほしい」という和久田先生のねらいのもと、生徒は真剣に問題に取り組みます。先生からの課題には小学校の関連教材も含まれていました。生徒は難しい挑戦問題も、手書きのメモで計算式を残しながら楽しそうに解いていました。
帰りの会の最後の5分間は「eたいむ」で学習機会の保障を
帰りの会終了後の5分間を「eたいむ」とし、全校でラインズeライブラリに取り組んでいます。数学と英語を重点教科とし、火曜日は確認テスト、水曜日と木曜日は確認テストの結果をもとに構成された自動個別課題、金曜日は生徒自身で教材を選んで取り組んでいます。
「eたいむ」の課題は教室にいる生徒だけでなく、不登校の生徒や教室に通えない生徒にも配信されるため、同じ学習機会を保障しています。
「eたいむ」の課題は教室にいる生徒だけでなく、不登校の生徒や教室に通えない生徒にも配信されるため、同じ学習機会を保障しています。
インタビュー
生徒の目線でつまずきに気付ける
数学担当
和久田 朋希 先生
和久田 朋希 先生
おうぎ形の面積についてラインズeライブラリで問題を出題した際に、「小学校の分数の問題に戻っても良いですか?」と、生徒自身から解けない内容を教えてくれ、生徒目線で本当のつまずきの箇所に気付けました。
ラインズeライブラリで問題を解くと、同じ難易度であってもプリントに書くよりも集中し、勉強が苦手な生徒もひたむきに取り組む姿が見られます。今では「家庭学習でもラインズeライブラリをやってきても良いですか?」という主体的な声も聞かれるようになりました。
ラインズeライブラリで問題を解くと、同じ難易度であってもプリントに書くよりも集中し、勉強が苦手な生徒もひたむきに取り組む姿が見られます。今では「家庭学習でもラインズeライブラリをやってきても良いですか?」という主体的な声も聞かれるようになりました。
すべての生徒に学習保障を
校長
勝俣 純 先生
勝俣 純 先生
学校ではみんなが平等であり、みんなが主役という発想のもと、ラインズeライブラリを使えばすべての生徒に学習機会の確保ができ「誰一人取り残すことない教育」を具現化できると考え、「eたいむ」を始めました。今では先生方が反復学習や授業中の形成的評価としても活用しながら、先生自身の指導方法をふりかえるきっかけにもなっています。
「eたいむ」の中で生徒が自分でつまずきに気付き、自分の力で学ぼうとする、一人一人が真剣に学びに向き合うための入り口の役割をラインズeライブラリが担ってくれることを期待しています。
「eたいむ」の中で生徒が自分でつまずきに気付き、自分の力で学ぼうとする、一人一人が真剣に学びに向き合うための入り口の役割をラインズeライブラリが担ってくれることを期待しています。
本紙の情報は取材当時(2023年度)のものです。前校長 勝俣 純 先生は、2024年度より小山町教育長に就任されています。