「ふりかえり」をきっかけに学びの幅を広げる
~ 頑張る児童を認め、意欲を引き出す表彰式 ~

茨城県下妻市立大形小学校
茨城県下妻市立大形小学校
 大形小学校では6月、10月、2月をラインズeライブラリの強化月間と定め、それぞれ1カ月の間に「ふりかえり」のメダルを全て集めた児童を表彰しています。今回は、4年生の授業と表彰式の様子をご紹介します。
学年 小学校、小4、
教科・単元 算数・数学、
利用画面 授業、表彰、
内容 デジタルドリルふりかえり確認テスト

強化月間、頑張った児童のための表彰式

▲児童生徒メニュー>ふりかえりから、あと何日、何回でメダルがもらえるかチェックできます。
 メダルはラインズeライブラリで学習した「学習日数」「学習回数」「満点回数」ごとに3枚ずつ集められます。
 自分が学びたい教材、自分に合った難易度の教材を選んで良いことから、勉強が得意かだけでなく、苦手であっても頑張った人ならば認められることがポイントです。
 児童は隙間時間を見つけたり、家庭学習に積極的に取り入れたりと、自分なりに工夫しながらメダルを集めています。
 表彰式を行うようになってから、「メダルあと1枚で表彰だから、あと2回頑張らなきゃ!」と先生に経過を教えてくれる児童が増えたといいます。また、メダルを集めることが楽しく、強化月間でなくとも自主的に学習するようになった児童もいるそうです。
 

表彰式の様子

▲ 表彰状授与、そして皆で拍手!今月、メダルの数が届かなかった児童からは「いいなあ」の声が上がり、次の強化月間に向けて奮起します。

インタビュー

頑張った学びの結果を個別の支援にも
校長
中嶋 好一 先生
 情報主任からの提案で始まったこの強化月間と表彰式は、ラインズeライブラリという学校全体で利用できる媒介があるからこそ、各担任に任せず、教員全員が同じ気持ちで盛り上げていけます。
 児童にとって認められる場はうれしいもので、表彰式を大きな励みに、児童の学習への意欲は増しています。また、ラインズeライブラリは豊富な問題から児童が自分の学びたいところを選べるので学びの幅が広がり、繰り返し取り組めることから定着に役立っています。
 これからも強化月間と表彰式は続けていきたいですし、頑張る児童の学習履歴を、教員が個別の支援に生かしていくことも、今後の展開として考えていきたいです。

20分で、単元の復習と個々のおさらい

表彰式が行われた4年生の授業で「確認テスト」を効果的に利用している様子を見せていただきました。

算数

4年:

わり算の筆算

▲「たてる、かける…」と、筆算のしかたを
追いながら考えます。
 復習の単元から「確認テスト」が出題されると、「絶対、100点を取りたい!」と元気よく宣言し、児童はテストをスタート。
 約20分の間にも、児童の進捗はそれぞれで、「解答解説を読んで見直しをしよう」「終わった人から次のドリルを始めて」と先生から声掛けがあります。皆、集中を途切れさせることなく、テストの結果を見たり、次の教材を選択してドリルに取り組んだりと、おのおののペースで進めていました。

確認テストのポイント

インタビュー

復習を楽しく、自信をつける時間に
情報主任 4年担任
大郷 朔矢 先生
 単元を終えた後日、「確認テスト」を出題します。単元末テストとは別に実施していて、今回のように、筆算の順序を忘れると分からなくなってしまう単元があり、その復習と定着がねらいです。
 ただ、復習では「分からない」「思い出せない」ために児童の気持ちがマイナスに向いてしまうこともあります。そこをタブレットを使う気軽さ、ラインズeライブラリで学習する楽しさで前向きに転換し、さらに個々に表示される復習教材にしっかり取り組むことで、「できるようになった」という自信につなげます。
 また「確認テスト」は結果を詳しく見られるので、「ここでミスがあったんだな」「この人はここが得意なんだな」と都度発見があり、個別フォローをしやすいと感じています。

ラインズeライブラリ活用
今後の展望

  • 学習履歴をもとに、児童一人一人の理解度を把握し、「できている」「分からず困っている」などの実態に気づくためのツールにしていきたい
  • 学習履歴をもとに、教員が授業展開を考えるツールにしていきたい
本記事の情報は取材時(2025年7月)のものです。