学習リズムを整え、基礎基本の定着を図る
~朝学習でラインズeライブラリを活用~

徳島県小松島市立小松島南中学校
徳島県小松島市立小松島南中学校
 元気の良いあいさつが校内に響き渡る小松島南中学校では、生徒・先生が互いに敬う心を大切に学校生活を送っています。今回は、朝学習でラインズeライブラリを活用した実践をご紹介します。
学年 中学校、中1、中2、
教科・単元 算数・数学、
利用画面 授業、テスト対策、朝学習、
内容 デジタルドリル、自由学習、思考力育成、読解スキル、確認テスト、教材指定学習・一斉学習、

自分で学び方を考え、主体的に取り組む  1年全クラス

▲ 「自由学習」から学び方を選んで復習する
 定期試験前のこの日の朝学習は、「一斉自由学習」を使って、既習範囲を復習します。自分で復習範囲を決めてから、学び方を考え、学習を始めました。生徒は、「テスト対策」のおすすめ教材に取り組んだり、「タイルマップ学習」の色のついていないタイルにチャレンジしたり、自身が効率よく復習できる方法で真剣に取り組んでいました。

自分の達成状況と向き合い、適切な問題を選ぶ

▲ 「読解スキル養成ドリル」で読解力をつける
 学習する教材の選び方も生徒によってさまざまです。読解の練習をする生徒は、「読解スキル養成ドリル」を選び、文脈を意識しながら問題を解きます。また、「思考力育成問題」に取り組む生徒は、問いの条件を整理し、グラフや図を書きながら、工夫して問題を解いています。学習結果から、自身の達成状況と向き合い、自分に合った問題を選んで学習を進めていました。

インタビュー

生徒の特性に合った最適な運用!学習意欲向上
教頭
江崎 道代 先生
 ラインズeライブラリを活用するために、勝瀬先生が中心となり、研修会や議論を重ね、教員が一丸となって、最適な運用方法を検討してきました。
 朝学習での運用が始まり、生徒が学習している様子を見ていると、意欲的に取り組む姿が多く見られるようになったと感じています。生徒はタブレットを使った学習に慣れているため、ラインズeライブラリを使うことで、やる気のスイッチが入り、真剣なまなざしで学習しています。また、紙教材に文字を書いて学習することが苦手な生徒も、興味関心をもって学習するようになりました。
テンポよく問題に取り組めるところが集中力向上へ
情報担当/理科
勝瀬 伸弥 先生
 本校では、朝学習の15分間を「黙って、落ち着いて、集中する時間」と位置づけ、落ち着いた学校生活を送れるようにするというねらいがあります。従来は紙の問題集を使っていましたが、教員の確認時間と教材費用がかかっていました。そこで、ラインズeライブラリの活用を検討することになり、2年生の教員を中心に、生徒の状況と教員の負担の側面から運用・検証を重ねてきました。その結果、テンポよく問題に取り組めることが集中力の向上につながっているとわかり、1年生も定期試験前の朝学習で活用することになりました。

授業で学習した範囲を「確認テスト」で復習  2年全クラス

▲ 「確認テスト」に取り組み、授業で学習した範囲を復習する
 2年生の朝学習もラインズeライブラリを活用しており、この日は連立方程式の「確認テスト」で既習範囲を復習します。生徒は、問題文をよく読み、加減法や代入法を「学習メモ機能」を使って画面に書き込んで解答しています。朝学習で活用するようになってから、思考が整理された状態で取り組むことができ、集中力も増しているようでした。

生徒の声
「ラインズeライブラリで学習した感想」 2年生

「基本」レベルの問題から順番に勉強しています。苦手な内容も楽しく勉強できるようになりました。いつでも勉強できて、すぐに採点されるところがデジタルの良さだと思います。

つまずいた内容は、学習小項目ごとに定着を目指す

▲ 「確認テスト」の結果を確かめる
 「確認テスト」が終わった生徒は、結果に応じてナビゲーションされる教材で、つまずいた内容を復習します。解説教材を読み、解き方を確かめてからドリルに取り組んだり、「確認テスト」の問題を見直し、ノートを使って再チャレンジしたり、自分に合った学習方法で定着を目指していました。
▲ 「確認テスト復習」のナビゲーション

インタビュー

ICTを使いこなし、より良い教育活動を目指す
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校長
沖 建治 先生
  本校では『敬』を校訓に掲げ、「あいさつができる、そうじができる、話が聞ける南中生」を教育スローガンに生徒の育成を目指しています。今年度は、「次世代をたくましく生きるために、新しい教育を創造する」を重点目標としています。AIをはじめとするICTを「使いこなし」、生徒にとって良い学習活動、そして、教員にとって働き方改革につなげてほしいと考えています。AIに答えを求めるのではなく、質問しながら生徒とAIが一緒に成長していくことが大切です。得た知識を使って、最終の答えは、自分で決めることがより良い教育活動になると考えています。ラインズeライブラリのAI型ドリルは、考えるための知識を習得するために活用していきたいです。

インタビュー

学力層に応じた教材が、主体的な学びを後押し
小松島市教育委員会
(左)主幹 建島 真紀 氏、 (右)係長 森 琢巳 氏
 本市では、児童⽣徒⼀⼈一人の「個別最適な学び」の実現と、教職員の「働き⽅改⾰」を進めていくために、ICTを積極的に学校全体で活用してほしいと考えています。
 ラインズeライブラリは、授業での活用はもちろん、宿題や家庭学習、個別学習など、幅広い場面で活用できると思います。テストや課題の⼀⻫出題や⾃動採点機能を通じて教材準備の時間を短縮でき、業務を効率化することができます。そして、創出された時間を、児童生徒との対話や個別指導といった本質的な教育活動に充てることができます。今後は、教職員間のICT活用スキルの向上と不登校や保健室登校など、多様な学習ニーズをもつ児童生徒の学びを保障するための環境整備をしていきたいと考えています。