教員採用試験に向けた「ラインズドリル」「ラインズSPI」の活用｜LINES｜ラインズ株式会社－eラーニングとICT支援サービスで基礎学力向上を支援します

神戸常盤大学
教員採用試験に向けた「ラインズドリル」「ラインズSPI」の活用

2024/11/25

高校・大学・専門学校

ラインズドリル

ラインズSPI

神戸常盤大学では、教職支援センターでラインズドリル・ラインズSPIを活用しています。今回は、教員採用試験に向けてどのように活用しているかについて伺いました。

（2024年9月取材）

■基礎を固めるための「ラインズドリル」

▲ 管理画面個人結果

教職支援センターでは、まず「ラインズドリル」を導入しました。遠距離から通う学生も多いため、通学時間でスマートフォンを使って学習ができる点、教員採用試験に必要な力が「ラインズドリル」とマッチしている点、学生の学習状況が詳細に分かるため、個別指導がしやすい点を評価しています。
また、公務員試験でSPIを採用している自治体も増えており、実際の試験は時間制限があるため、本番同様に学習ができる「ラインズSPI」も次の年に導入しました。

1・２年生で履修する物理学や生物学の授業では予復習として「ラインズドリル」に取り組むように促しています。高校時代に生物や物理を履修していなかった学生もいます。そのため不安を抱える学生に対して、「ラインズドリル」で補習が可能であると伝えることで、安心感を与えています。実際に活用した学生も、「ラインズドリル」の解説が充実していて学習に役立ったと感想を述べています。このように、「ラインズドリル」を授業の基盤作りとしても活用しています。

「ラインズドリル」や「ラインズSPI」は管理画面で誰がいつ、どれくらい取り組んでいるかを把握することができます。学生の努力を点数という結果だけではなく、量で測ることができるため、管理画面を見て学生に声がけをし、モチベーションアップに繋げています。

■「STEP Project」での活用

▲ 学習画面

教職支援センターでは「STEP Project（STEPはSupport,Teach,Empower and Prepareの略。）」というプロジェクトにおいて、教員・保育者志望学生の「学びたい」という主体性を大切にしながら、意欲が持続できるように支援をしています。

「STEP Project」では、少人数でグループを作って学習の目標を立て、日々の学びの報告や情報共有を行っており、その中の一つの学習ツールとして「ラインズドリル」を活用しています。
バラバラの教材を使っていると、誰がどれくらい取り組んだのかを完全に把握することはできませんが、グループの全員が同じ教材に取り組んでいることで、学生同士も目標を立てやすく、教員側からも学習状況を把握しやすいメリットがあります。

学生たちは「ラインズドリル」を教員から指示されるのではなく、目標を自分たちで設定しています。学内外で「ラインズドリル」を学習しながら取り組んだ結果をLINEを使ったグループで共有し、モチベーションを高めあったり、目標に向けて競い合ったりすることで、主体的に学習を進め、基礎学力の向上にも繋がっています。

また、オープンキャンパスや保護者向けの説明会でも、「STEP Project」の説明の中で「ラインズドリル」や「ラインズSPI」を活用していることを説明しており、入学してからもサポート体制が充実していることを伝えています。入学後のイメージを受験生や保護者にも持ってもらうことで、安心して入学することができます。

ご担当者様へのインタビュー

個々の学生の進度に応じたeラーニング教材

「ラインズドリル」や「ラインズSPI」はeラーニング教材なので、学生がいつでもどこでもできる点が良いと思って導入しました。
「ドリル」というと昔のものというイメージがあるかもしれませんが、学習の道筋が分かりやすく、どこまでやった、どこが分からないという自分の状況も把握しやすいため、個別最適な教材であると思っています。

教員採用試験の合格には様々な要因があるとは思いますが、特に「ラインズドリル」をしっかり取り組んでいた学生は採用試験に複数合格するなど、良い結果も出ているため、基礎をしっかり固めるということが大事だと思います。
これからも教員や保育者を志望する学生への主体的な学びを支援していきたいです。