獨協医科大学附属看護専門学校三郷校
看護教育の基盤作りとしてのラインズドリル

獨協医科大学附属看護専門学校三郷校では、2015年の設立当初から入学前教育を中心にラインズドリルを活用しています。
活用方法について、お話を伺いました。

(2021年7月取材)

■入学前から入学後へ継続的な学習

獨協医科大学附属看護専門学校三郷校では、開校当初からラインズドリルを活用しています。
ラインズドリルは学校ごとにオリジナル名称をつけることができるため、「三(み)郷にある看(かん)護学校」で「みかんドリル」と名付けています。

当初はベーシックコースを入学前教育のみで活用していましたが、全教員に教材を共有したところ、「普段の授業や実習にも役立つのではないか」という意見があり、スタンダードコースも入学後に活用しています。
また、国家試験で出題された問題を5年分以上搭載しているため、過去問の確認をしたい学生も活用しています。

入学前教育だけでなく入学後もいつでも復習ができる環境を作り、継続的な学習に繋げています。

■学生フォローの材料に

入学予定者全員に【5教科30分野のテストを全て満点にする】という課題を出しており、毎年全員が課題を達成しています。
課題の進捗状況を学年担当の教員が定期的に確認し、進捗が悪い場合には電話でフォローもしています。
管理画面から全ての取り組み状況をリアルタイムで確認することができるため、学生の理解度や学習への姿勢も分かり、指導に役立てています。
また、学習が進んでいない学生は入学辞退の可能性があるため、入学者確保のための指標の一つとしても活用しています。

4月の学生との面談で話を聞くと「みかんドリルをやったことで、苦手があることを感じ、気が引き締まった」「本気で勉強しないといけないと気付けて良かった」と言っている学生もおり、専門学校へ入学してくる心構えにもつながっています。

ご担当者様へのインタビュー

カリキュラム担当 M 先生

入学前の事前学習を検討していた際に、オンラインの教材を使いたい・入学後も使いたいという要望と一致し、導入しました。入学前の期間を有効に使うことができ、基礎学力の底上げができる点に利点を感じています。入学前から「みかんドリル」を通じて、看護師になるための勉強の大切さや期限を守ることの重要性を学生に伝えています。

 

専任教員 I 先生

「みかんドリル」に取り組むことで、「これから本気で勉強していかなければならない」と心構えができるようです。今年(21年度)の1年生を担当していますが、入学前に見られた学習傾向が、入学後にも同様に表れています。eラーニングで学習傾向が事前に分かるので、入学後の指導に役立てています。

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