大阪国際大学
全学が連携して「ラインズドリル」「ラインズSPI」を活用

大阪国際大学では、入学前教育から初年次教育、更に就職準備段階においてラインズドリル・ラインズSPIを活用しています。今回は、学内でどのように周知していったのかと、特に入学後の活用場面について伺いました。

(2024年6月取材)

■ラインズドリル・ラインズSPIが全学的に活用されるまで

大阪国際大学での入学前教育は、それまで学部ごとに異なる内容でしたが、全学で取り組みを統一しようという方針のもと、ラインズドリル・ラインズSPIが導入されました。
導入当初は利用場面が限られていましたが、 「教養教育」の充実を主な目的とした、様々な学部の教員から構成される「基幹教育機構」という組織ができたことにより、授業やキャリア指導においてもラインズドリル・ラインズSPIを全学的に利用していこうという動きが広がりました。入学前教育は主に学修支援室が担当しており、ラインズドリルの取り組みを課題にしています。初年次教育ではラインズドリルを使って課題を出したり、ラインズSPIでの学習を促したりしています。キャリアサポートセンターの職員も、学生との面談時にラインズSPIを紹介しています。
実際にラインズドリル・ラインズSPIを隙間時間を使って熱心に取り組んだ学生の多くが、希望の進路に進むことができています。今ではゼミの先生から学生に「これをやっておくといいよ」と勧める場面もあります。

■初年次教育での活用

オリジナル教材作成

初年次必修科目「教養演習」という授業で課題としてラインズドリルを利用しています。入学前教育だけでなく、初年次教育も全学的にやっていこうという動きの中、ラインズドリルを取り入れることにしました。ここでは、ラインズドリルオプション教材の「読解スキル養成ドリル」、「情報リテラシー確認ドリル」、そしてオリジナル教材作成機能を活用し、数的処理の学校オリジナル問題を毎週の授業課題として出題しています。さらにこれらの課題の中から問題をピックアップし、学期末にテストとしても活用しています。
ラインズドリルのオリジナル教材作成機能では、出題する内容と解答期間を設定できます。学期の頭に全ての課題を設定し、授業が始まってからは、先生方から学生に声掛けをしてもらうという仕組み作りをしています。さらに、ラインズが集計したデータを活用しているため、先生方の負担も大きくありません。
また、ラインズSPIの演習問題にも初年次から取り組ませています。1年生のうちからSPIの問題に触れておくことで、3年生になって就活が本格化した時も焦ることなくスムーズにSPI対策に繋げられます。

■公務員対策講座での活用

公務員試験資料

▲ 公務員講座課題案内資料

学修支援室では無料で公務員講座を開催し、ここでもラインズドリルを使ったオリジナル問題、ラインズSPIを毎回の課題として出題しています。講座では全ての問題に取り組む時間がないため、課題としてラインズドリル、ラインズSPIを利用することで反復学習をさせています。
ラインズドリルは5教科の基礎基本を確認できる教材のため、公務員試験の基礎固めとしても有効です。そのため、公務員試験対策をしている学生に対して「まずラインズドリルをやりなさい」と声掛けをしています。また、近年はSPIを公務員試験として利用する自治体も増えています。SPI対策をすることで、一般企業対策だけでなく、公務員試験対策にも繋がります。

ご担当者様へのインタビュー

基礎学力が身につくことで次の学びに進む

ラインズドリル・SPIは入学前から卒業までずっと使えるということで、全学で利用したいという大学の方針とも合致していました。

最初は「自分はできない」と思い込んでいる学生も、ラインズドリルをやって、理解できたら嬉しい。そして、できたらさらに面白くなって、次の学びに進んでいくという学生も多いです。また「何が分からないのかが分からない」という気持ち悪さの中で、「これが分からない」ということが分かることはすごく大事だと思っています。分からないところが分かる学生は次へ進めるからです。

そしてラインズは、集計などで「こんなことはできますか?」と聞くとすぐに対応してくれます。担当者が親身になってサポートを実施してくれるので、そこも評価しています。

中村先生、幸川先生

学修支援室
中村先生・幸川先生

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