青森県 三沢市立岡三沢小学校
分かりたい!に応えるeライブラリ ~前進したいと頑張る誰もが、学び、力をつけられる~

 児童一人ひとりで異なる興味関心や意欲に応えるツールの一つとして、eライブラリを役立てている岡三沢小学校。休み時間を含め、タブレットは児童が自由に使って良いそうで、eライブラリも活発に利用されています。
 今回は、eライブラリを利用して得られた効果や利用のポイントを、先生方に伺いました。
(eLAつうしん 2025年1月号)

レディネスを揃え、本時の学習に参加しやすく

<算数>5年:通分

<めあて>分母がちがう時の分数の大きさのくらべ方を考えよう

 下山先生の授業では、はじめに既習事項から、本時のポイント「公倍数」と「約分」を含む教材を「教材指定学習」で出題し、考え方を復習しました。
 本時の内容に入る前にレディネスを揃えることで、グループ活動や全体共有の場への参加しやすさが増し、児童の発言は一層活発になり、理解も深まります。
 また、下山先生は、授業や宿題でeライブラリで出題した後、モニタリング機能を活用しているそうです。その単元を苦手としている児童、気になる児童の正答率を見て、必要に応じ個別フォローをしています。

インタビュー

 授業、宿題や隙間時間で、eライブラリのドリルをよく使います。だからこそ学習効果があるのか、定着に結びつくのか、気になりました。
 そこで、4年生(eライブラリ本格運用前)と、5年生(運用開始後)で、算数の同分野の到達率(eライブラリ確認テストの正答率)を比較しました。
 結果は、下表のように、多くの単元で到達率が上がった児童が複数いました。中でも中~上位層の伸びを実感しています。もちろん、児童の変化には様々な要因が考えられます。ですが、eライブラリを利用する場面を増やし、プリントを配らなくても児童が自らドリルを使え、演習の機会が増えたこと、AI型の特長である個に応じたドリルが利用できたことは、要因として大きいと言えます。

情報担当 下山 直人 先生

岡三沢小学校の三人の先生と、児童に、eライブラリについて伺いました。

インタビュー

個に応じた学びを保証する、頼れる味方

 eライブラリは以前の勤務校でも活用していました。当時から、児童の「分かりたい!」という気持ちに応えてくれると感じていて、そこで、岡三沢小学校でも、先生方へ積極的な活用を勧めています。
 タブレットを児童全員が使える今、やる気さえあれば誰もが、eライブラリのAI型ドリルで選ばれる個に応じた教材で、どんどん学び、力をつけていけます。自宅に持ち帰ればその分、家庭学習の充実にも繋がります。
 eライブラリなら教材準備、採点、集計の時間をかけることなく、教員が児童一人ひとりの成果を把握でき、とても頼りになります。

校長 村上 輝仁 先生

人気記事ランキング

導入事例検索

高校・大学・専門学校向け
塾・学童 他向け

フリーワードから探す

キーワードから探す