ラインズ株式会社は、ICTを通じて「基礎学力向上」を支援します

宮古島市立下地中学校

沖縄県宮古島市立下地中学校

タブレットPCで、学びの共有
  ~個の学習からクラス全体の学びへ~

 東洋一白い砂浜と知られる与那覇前浜ビーチにほど近い下地中学校では、一人一台タブレットの環境を活かし、ドリル・提示・プリントなど幅広い場面でeライブラリを効果的に活用しています。

 今回は、座間味 浩二先生が担当した数学の2つの授業の様子をご紹介します。

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自宅での学習を授業に活かす

【自宅】 「持ち帰り学習」で学習内容の確認

 3年生数学「円」の単元では、既習事項の理解が必須であるため、前時の内容を自宅で解いてくるように「課題機能」を使って事前に先生から指示を出していました。 

 授業に入る前に生徒の理解度や苦手を把握できるため、伝えるべきことや丁寧に指導すべき箇所がわかり、授業に有効利用できます。

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【休み時間】 チャイム3分前の確認ドリル

 授業開始のチャイムが鳴る3分前に、先生からの指示で既習教材のドリルに挑戦しました。

 これまで学習したことを授業の直前に振り返ることで、これまでの学習内容を思い出し、脳を数学モードに切り替えることができます。

 生徒は授業が始まるまでに一問でも多くの問題を解こうと、真剣に取り組んでいました。

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【授業】 生徒の疑問から「課題解決学習」へ

 授業の冒頭では、自宅で学習したドリルの平均初回正答率を確認し、理解度をクラス全体で共有します。

 次に、その学習の際に生徒が感じた疑問から、本時の内容のねらいに繋がるものを紹介し、「課題解決学習」のテーマとして、先生から問題提起を行いました。

 生徒は先生から与えられた課題を、タブレットPCを使って、グループで協力しながら取り組み、答えを導き出していました。

 先生が与えた課題をただ行うのではなく、生徒自身の疑問から次の課題に繋げていくことで、生徒が自ら答えを見つけだそうと、主体的に授業に参加するようになるそうです。

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シミュレーション教材で「わかる授業」

 手立ての一つとしてのシミュレーション教材

 3年生数学「三平方の定理」では、立方体切断のシミュレーション教材を使い、立方体の一辺の長さを求めていきました。

 先生からは、ノートとシミュレーション教材のどちらを使ってもよいと指示が出されたので、生徒は自分の考えやすい方法を選び、一生懸命課題に取り組んでいました。

 デジタルの利用を強制するのではなく、生徒の実態に合わせた学習方法を選択させるのも工夫の一つだそうです。

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 画面を見せ合い、考えを共有

 個人で考えた後は友達と自分の考え方を比較検討していきます。生徒はタブレットPCの画面を反転させて友達に自分の画面を見せたり、ジェスチャーを加えて説明するなど、クラスのあちらこちらで学び合いが生まれていました。

 「考え方や答えを一方的に教えるのではなく、子どもたちが自ら答えを導き出すこともねらいの一つです」と座間味先生。生徒たちは自分の考えと友達の考えの比較を通して、より学びを深めていました。

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 ICTで「空間から学べる」数学

 図形の学習にICTを取り入れることで、立方体を三次元で捉えることができ、切断面のイメージを持ちやすくなります。

 参観された先生からは、「数学は公式など、式から学ぶことが多い教科だが、ICTを効果的に取り入れることで、『空間から学ぶ』授業が実現し、とても興味深かった」との感想が寄せられていました。

 シミュレーション教材を使うことで、数学の知識の他にも視覚や想像性といった感性に訴える授業が実現できます。

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 研究主任 座間味 浩二 先生 のお話

 ICTの活用は子どもの興味関心を引き出し、主体性を高めるのに効果的です。今回の2つの実践は、子どもたちが授業の課題に対して興味関心を持ち、子どもたち自身で答えを導き出すことをねらいとしてデザインしました。

 タブレットPCでのドリルは、個に応じた学習に最適なだけでなく、個々の学習の中で感じた疑問をクラス全体で共有することで、個の学習をクラス全体の学びにすることができます。

 また、シミュレーション教材は、子どもたちがあらゆる面から立方体(直角三角形)を捉えることができる、効果的なツールだと思い利用しました。このような視覚効果の高い場面を選び、ICTを授業に取り入れることで「わかる授業」の実現を目指しています。

 
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